フィー・ビジネスというのは、各種の便宜を供与し、その対価として手数料などの報酬を得るサービス業務のことをいいます。

金融機関では、口座振替などの従来業務のほか、金融規制緩和により新たな金融サービス商品を開発して、フィー・ビジネス領域の拡大を図っています。

消費者金融会社やクレジット会社では、次のようなものによりフィー・ビジネスに参入するところが出てきています。

■金融機関の行うミドルリスク層へのリテール商品における保証の受託
■サービサー会社の設立
■他社が発行するＡＢＳなどストラクチャード・ファイナンスでのバックアップサービシングの受託...など

賦金率というのは、元利金等返済において、返済回数と金利※が定まっている時に、毎月の元利定額返済額を求めるための、当初元本に掛け合わせる乗率のことをいいます。

具体的には、当初元本にその賦金率を乗ずると、毎月の返済額が自動的に算出されます。

※実質月利またはアドオン月利です。

賦金率は、資本回収係数とも呼ばれます。

これは、一定の資本を投下した場合、一定の収益率（月利）を確保するためには、毎月いくらの資本を回収したらよいかを算出するための係数（乗数）です。

□ファイナンス・リースとは？
□賦金率とは？
□複名手形とは？
□普通銀行とは？
□普通預金とは？