登記簿(登記事項証明書)とは?
登記簿(登記事項証明書)には、不動産の重要情報がつまっています。
なので、中古住宅の購入の際や、土地の履歴確認の際には、気になる物件の登記簿をチェックしてみるのもよいかもしれません。
登記簿(登記事項証明書)はどこで見ることができますか?
登記簿(登記事項証明書)は、その地域を管轄している登記所※で閲覧の請求をすれば、誰でも交付を受けることができます。
なお、インターネットからの請求もできます。
※法務局の支局、出張所などです。
登記のオンライン化とは?
登記を済ませると、「権利に関する登記済証」、一般的には「権利証」といわれる書面が交付されます。
しかしながら、平成17年3月に「新不動産登記法」が施行され、不動産登記のオンライン化が進められることになりましたので、これにより、権利証は「登記識別情報」という12桁の暗証番号に切り替えられることになりました。
この切り替えは登記所によって順次行われています。
ちなみに、従来の登記所を「ブック庁」、オンライン化された登記所を「コンピュータ丁」といいます。
これによって、登記情報を請求する際に、今までは登記簿謄本(抄本)が交付されていましたが、コンピュータ庁では「登記事項証明書」が交付されることになりました。
といっても、どちらも内容は同じです。
なお、権利証の交付を受けたり、登記識別情報の交付を受けることにより、その不動産の取得が対外的に認められることになります。 |