共同債権買取機構とは?
共同債権買取機構というのは、金融機関の不良債権を処理するために、金融機関から不動産担保付き債権を買い取る株式会社です。
共同債権買取機構は、平成5年に都市銀行、地方銀行、信託銀行など162の金融機関の共同出資によって設立されました。
共同債権買取機構の仕組みは?
共同債権買取機構の仕組みというのは、出資金融機関が持ち込んだ不動産担保付き不良債権の購入価格を決め、その金融機関の融資で債権を買い取って、第三者に売却するというものです。
ちなみに、購入価格は、不動産鑑定士による鑑定を経て価格判定委員会で決定されます。
なお、不動産担保付き不良債権の購入価格は、通常債権額よりも低くなりますので、金融機関に売却損が生じることになります。 |